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私がセラピストになった理由②

 

 

こんにちは!

 

sarumeの清水美幸です

 

 

 

 

昨日のブログ【私がセラピストになった理由①】の続きです

 

 

 

 

昨日は恥を偲んで詰みに詰んだお話をしました。笑

 

 

 

しかし、詰んだからこそ、一回人生ドン底気分まで落ち込んだからこそ

 

今があるわけです。

 

 

 

人はドン底になると

 

【もう無理だ・・・】って真っ白になりますね

 

でも、この真っ白は大事なんです

 

 

 

真っ白だからこそ

 

常識を捨てることができる

 

どんな色にも染めることができるのです

 

 

 

 

 

と、いうわけで、

 

臼蓋形成不全の股関節と

 

どのように和解したかというお話です。

 

 

 

 

理学療法士は骨・筋肉に関しては超プロですよね!

 

 

 

そんなプロとして常識を、新しい知見をインプットしまくっていましたが、

 

何理論を試してもダメだった、

 

筋トレしまくっても、関節として整えまくっても、

 

凄腕セラピストにも無理だったんだから、

 

 

とりあえず、股関節を整えたり鍛えて治るという道は捨てました。笑

 

 

 

 

とにかく、常識通りではなく

 

股関節という局所に一生懸命こだわことはやめて

 

全体を見ることにしたのです

 

 

 

 

 

と、いう時に出会ったのが【内臓と関連筋】の関係でした

 

 

内臓にはそれぞれ筋肉とのつながりがある

 

 

例えば、内臓関連筋の有名選手で言えば

 

腎臓が弱ると大腰筋という腰の筋肉が弱る

 

だから腎臓が弱るとぎっくり腰や慢性腰痛になりやすい

 

 

という図式です。

 

 

 

 

内臓が悪くても

 

筋肉が弱ったり硬くなる

 

それによって骨が偏位して関節が歪む

 

 

 

 

実際に、内臓治療をセルフケアでしてみると

 

別に股関節を一切触ってないのに

 

鼠径部の痛みが取れたのです

 

 

 

 

その日から

 

毎日、毎日、

 

本当に欠かさなかったです。

 

毎日内臓を施術して寝ました。(時々そのまま寝落ちw)

 

 

 

なぜ続いたかというと、

 

毎日1つずつ身体が良くなって、ラクになっていくのが楽しくてハマったからです。

 

 

 

 

毎日触っていると、

 

何を食べた日はここが硬くなる

 

ストレスを感じた日はここが硬くなる

 

寝不足はここにくる

 

 

自分の内臓の癖を掴みながら生活習慣を変えていったのです

 

 

 

 

人によって内臓の好きなもの嫌いなもの

(消化吸収など内臓としての働きとしての得意不得意)

 

が違うのです。

 

 

いわゆる『体質』を掴んで、なるべく内臓たちの好きな生活をしてあげる

 

 

そんなところから始まりました。

 

 

 

 

そうすると、

 

股関節痛だけでなく、

 

生理痛、

 

20代から感じていた肩関節周囲炎

 

膝痛など

 

一気にどれもこれも一緒に良くなっていったのです

 

 

 

不定愁訴のデパートからの脱却の糸口となったのが

 

そんな内臓への施術でした

 

 

 

 

 

 

 

そして、もうひとつ知ったことで大きかったのが

 

身体の軸をとっているポイントの位置です

 

身体の軸ってみんな真ん中で取っていると思っていませんか???

 

 

 

違うんです。

 

 

 

だってロボットみたいに真っ直ぐ歩かないでしょう?

 

角から急に人が曲がって来たらその瞬間、避けるでしょ?

 

 

 

人によってその数もどこなのかも違うのですが、

 

動きの中にそれぞれ軸を取るポイントがある

 

つまりはめちゃくちゃ身体の動きの変化に対応してくれるポイントなわけです

 

 

 

それが、

 

私にとってその一つが

 

まさかの左股関節だったのです!!!!!

 

 

 

臼蓋形成不全がより浅くて弱い左股関節が

 

自分にとっての弱点だと思っていたところが

 

自分の身体の要となる強みだったのです

 

 

 

だから、身体のさまざまな変化に対応して

 

一番痛みが出やすいのは当たり前で

 

 

 

 

それまでに掴んでいた

 

・食べすぎると左股関節が痛くなる

 

・内臓の中でも肝臓が悪くなってくると左股関節のズレ感にダイレクトに直結する

 (肝臓は右側の大きい臓器なので身体が右に偏位しやすいからそのバランスを取ってる)

 

・生理前は左股関節のズレ感を感じやすい

 

それが納得できたのです。

 

 

 

 

そして、長野の病院時代から続けている

 

その人の症状や局所の病態やそれに対する動きとメカニカルストレス

 

それに対して実際に原因だった部位から症状に至るまで

 

改善した時の変化から仮説が合致するかどうか

 

解剖・生理・運動学の観点からまとめる作業

 

 

 

これによって、

 

やればなんとなくよくなるではなく

 

狙って良くなる図式を作ってきました。

 

 

 

 

 

私の左股関節は固めずに自由に動きたい

 

軸って固めることではなく、自由度を高めるものだから

 

 

 

それを以前はガンガンに筋トレして酷使しながら固めようとしていた私

 

左股関節さん・・・ごめんなさい

 

 

になりました。

 

 

 

 

それに、やはり筋トレせどもせどもガッチガチにはなれなかったんです

 

つかなくていいところにはつけさせないんでしょうね

 

マジで頑張っても筋肉つかないんです

 

 

 

 

それだけ体は精巧にできている

 

体はどこが悪かろうと、どこが弱かろうと、何がなかろうと

 

たくさんの臓器や筋肉や骨や神経や・・・みんなでちゃんとうまくいく方法をわかってる

 

 

 

その邪魔をしているのは

 

知識や常識でこじらせてるのは

 

持ち主の人間であり

 

 

私たちセラピストでもあるんだな

 

ってセラピストとしてのあり方まで考えさせられました。

 

 

 

 

そこから常識にとらわれず

 

その人の身体に相談しながら全体を整え

 

その人のニーズに応える

 

そんな今のセラピストスタイルが出来上がったのです。

 

 

 

 

だから人の体をみるのが

 

めちゃくちゃ楽しいんです

 

 

 

ここが痛いっとてことは〜???

 

このパフォーマンスができないということは〜???

 

みたいな謎解きから

 

アプローチすることで

 

結果が出る

 

 

それによって喜ばれたり

 

時にはその人の人生が変わるほどのことが起きたり

 

 

私にとって施術というのは楽しくてたまらない時間なのです。

 

 

 

だから、本気で、おばあちゃんになろうと続けます。

 

生涯現役を目指しています。

 

 

 

 

 

そして、知ることは大好きなので知識は今でも入れ続けています

 

でも、常に疑ってます。笑

 

だから、実際の施術場面で使えないようなものは採用しません

 

 

 

 

常にトライ&エラーを繰り返し、

 

自分の身体や患者さんの身体に聞いて、教えてもらって、

 

そんな繰り返しの中で成長してきた私です。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

長いし、途中マニアックでよくわからなかったですよね!笑

 

また、大事なことは噛み砕きながらお伝えしていければと思います♪

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!