こんにちは
sarumeの美幸です
最近、よく診る
よくないあるあるパターンが
産後のお母さんの
整形外科適応レベルの
恥骨や仙腸関節の炎症です
出産直後、または出産後2，３週間や1ヶ月経って目立ってくる
恥骨部痛や仙腸関節痛
そこからくる腰痛や股関節痛
もう立派なケガです
もう普通に歩けないレベルで皆さん来られます
帰りに松葉杖を処方したいくらいです
出産時には
骨盤底筋のみならず少なからず
恥骨や仙腸関節
そこについている筋肉である内転筋などの損傷って見られるのですが
骨折までいっていれば産婦人科で問題として扱ってもらえますが
そうでないレベルでの恥骨や仙腸関節の損傷は
産褥期(産後8週くらいまで)ゆっくりしておけば治るでしょう
ということで特にしっかりとは扱われません
しかし、これは
実際にしっかりゆっくり休んでおいていただければ治るものなのですが
産後、意外と動けちゃうからと動き回ったり
家にいるからと言って家事に育児に精を出してしまいますと
悪化します
通常のケガと一生です
捻挫したのに次の日から普通に歩いたりスポーツしたら
なかなか治らないし悪化しますよね？
ただでさえ、
産まれたばかりの赤ちゃんのお世話に
腰回りはとても負担がかかります
大袈裟なくらい
こんなにゆっくりしていていいのかな？
こんなに何もしなくていいのかな？
がちょうどいいのです
そして、この頃にそのような過ごし方をしていただきた方が
その後の骨盤の戻りなどもとても良いです
まだ出産直後のゆるい状態で
しかも出産でガバッと開いた骨盤で
そんな骨盤に
物を持って荷重をかけたり
動き回ったり
意外だと思われることが多いですが
実は、【座る】という行為は
骨盤に一番負担がかかるので
座ってるだけでも
骨盤に負担がかかります
なので、赤ちゃんのお世話以外は
ゆっくり寝てて
が産褥期の過ごし方としてはオススメです
お客様に話を聞いて
やっぱりそういう人いるのかー・・・と思いましたが
旦那さんやお母さんが
産褥期に産後のママが痛がっている姿に
「動いた方が良くなるよ！もっと動きなよ！」って言うのは本当にやめていただきたいです
言われたママは
間違いなく
休んでいること
寝ていることに罪悪感を感じますよね
「サボってないで動きなよ！」に聞こえちゃうのですから
良かれと思っての言葉かもしれませんが
もう。最悪です。
旦那さんってまぁ色んな意味で感覚的にわからないから仕方ないんだろうな
って皆さん感情を処理できるのですが、
意外にも・・・
妊娠中・産後の話をいろいろお聞きしますが
やはり出産経験があるからといって
実のお母さんや義理のお母さんの言葉は
ちょっと毒になりやすいようですw
・大丈夫大丈夫
・そのくらいで
・我慢しなさい
・大袈裟ね
その感覚は
喉元過ぎて、それもうん10年前に過ぎた喉元です
寄り添う気持ちがなければ
今まさに妊娠中の悩みだったり、出産のさなかの不安、産後の痛みに悩んでる時には
相手に嫌な思いをさせることが多いのです
それにうん10年前とは妊娠も出産も様変わりしています
当たり前が変化しているのです
だから、逆に
そういった言葉に
傷つく必要もないし
参考にする必要もない
そう思ってサラッと逃げてください
一番デリケートな時期だったり
一番優しく扱って欲しい時期だったり
そんな時に悲しい思いをする人が1人でもいなくなるように
その一言で要らない無理をして体まで傷つく人が1人でもいなくなるように
あえて言いにくことを文字にいたしました。
本当に想うのであれば
静かに、優しく、ただただ背中や腰をさすってあげてほしい
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